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「会議のやり方」に関する研修会のご報告

全国フードバンク推進協議会主催で、「会議のやり方」に関する研修会を日本財団にて開催しました。

研修会は2回に分けて行われ、1回目は会議の進め方に関する講義を、2回目は会議の実践を主題に行われました。

講師としてNPO法人bond place理事長の小笠原祐司様を迎え、会議をより良いものするためのノウハウをお教えいただきました。講座はグループごとの対話を重視しながら、終始和やかな雰囲気で進行されました。

NPO法人bond place 小笠原祐司 様

まず、会議を始める前に決めておくべき事柄として、その日の会議のゴール、会議で決める事項、さらにそのテーマごとにどれほどの時間をかけるかなどがあり、準備の段階で会議の質の8割が決まるなど、事前の準備の重要性に関してお話がありました。

 

グループごとに出した良い会議と悪い会議についての意見

体験しながら教えていただく部分も多くあり、悪い会議はどんなものかをそれぞれ個別にポストイットに意見を書きだしてもらう。良い会議に関しては悪い会議の意見を見ながらみんなで話し合いながら書き出す。この2種類のやり方を実際にやることで、ポストイットにより全員に意見を出させる方法や、またホワイトボードなどで視覚的に意見を見やすくすることにより、その後の意見も内容に沿ったものになりやすいということも実践を通して教えていただきました。

「聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことは身につく、自分で発見したことは使う」というお話も印象に残りました。

 

グループごとに分かれての会議の様子

2回目の講座は会議の実践を中心に行われました。会議は1グループ4~5人で島型に座り、1人当たり20分という時間で独自のテーマについて話し合いました。

決められた20分という時間の中でいかに自分のテーマと目標へ向かって会議を進めていくかという事に対し、会議のゴールや時間配分の設定、ポストイット等の道具または表の活用など、1回目の研修会で学んだことをもとに、会議の進行を実践していただきました。

講義の中で良い会議を行っていればその組織の雰囲気も変わってくるというお話があったのですが、安心して意見が出し合える空気があるというのは、組織の発展において重要な要素の一つだと感じました。

全国フードバンク推進協議会では、今後も支援団体への中間支援を通して、子どもの貧困対策に取り組んで参ります。

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