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【プレスリリース】石田ひかりさんも応援「第5回全国フードドライブキャンペーン」を実施します


国内フードバンク団体の全国的なネットワーク組織である一般社団法人全国フードバンク推進協議会 (所在地:東京都小金井市、代表理事:米山けい子)(※1)は、弊会に加盟するフードバンク団体と連携し、第5回全国フードドライブキャンペーンを2019年10月16日から2019年12月31日までの期間で実施します。第5回目となる今回のキャンペーンでは、女優の石田ひかりさんから応援メッセージをいただいております。

◆日本における食品ロス・子どもの貧困問題

日本国内では、まだ食べられるのに廃棄される食品(食品ロス)は年間643万トン(2016年度)と推計されており、そのうち一般家庭から出る食品ロスは年間291万トンとなっています。その一方で、子どもの貧困率は13.9%(2015年度)、実に7人に1人の子どもが貧困状態で暮らしています。

まだ食べられる食品が大量に捨てられている一方で、一日の内、十分な栄養が採れる食事が給食だけという子どもがたくさんいます。このような食の不均衡を解決するために、食品ロスを福祉に役立てる活動として全国各地でフードバンク活動(※2)が行われています。

◆国内フードバンク活動の課題

近年、日本各地で新たなフードバンク団体が次々と設立され、フードバンク活動を通して食品ロス削減や貧困問題に対する取り組みが広がっています。さらに、今年5月には食品ロス削減推進法も成立しており、食品ロス削減への社会的な関心が高まっています。その一方で、各地のフードバンク団体は支援に必要な寄贈食品が不足しています。弊会では、国内でフードバンク活動が今後発展していくためには、フードバンク活動の認知度の向上に加え、食品ロスや貧困問題に対する啓発が重要であると考えています。

◆第5回フードドライブキャンペーンについて

弊会では、フードバンク活動や貧困問題に対する認知度の向上、支援に必要な食品の確保を目的として、全国フードドライブキャンペーンを2015年から毎年開催しています。本年の5月に成立した食品ロス削減推進法において、10月が「食品ロス削減月間」に定められており、また10月16日は国連の世界食料デーに定められています。そのため今年度は、全国フードドライブキャンペーンを10月16日からスタートし、12月31日まで開催します。キャンペーンの開催は今回で5回目となり、弊会加盟フードバンク20団体(※3)が参加を予定しています。キャンペーン期間中に各団体が食品回収拠点を設け、フードドライブ(※4)が実施されます。集められた食品はフードバンク団体から社会福祉施設や生活困窮者を支援する様々な団体、食品の支援が必要なひとり親等の困窮世帯へ提供されます。

◆株式会社ダイエー様における取組み

弊会加盟フードバンク団体であるフードバンクちば、及びNPO法人フードバンクTAMA、NPO法人フードバンク八王子えがおは、株式会社ダイエー様と連携したフードドライブ活動を行っています。10月は食品ロス削減月間であることを受けて、フードドライブ実施期間を10月1日から31日まで拡大実施しています。(通常月は毎月第3月曜日から翌日曜日まで実施)

弊会では引き続き、国内フードバンク活動を積極的に推進することにより、食品ロス削減や子どもの貧困問題解決に取り組んで参ります。

    フードドライブで集まった食品                 食品を受け取った家庭の様子   

※1 一般社団法人全国フードバンク推進協議会概要

団 体 名:一般社団法人全国フードバンク推進協議会

所 在 地:東京都小金井市梶野町1-2-36 東小金井事業創造センターKO-TO内

代 表 者:米山けい子

設 立 年:2015年11月13日

HP:http://www.fb-kyougikai.net/

事業内容:政策提言活動、広報活動、フードバンク団体へのノウハウ支援、食品寄贈の仲介

加盟団体:2019年9月現在30のフードバンク団体が加盟

※2 フードバンク活動とは

一般家庭からの余剰食品や、まだ安全に食べられるのに包装の印字ミス・外箱の変形などで通常の販売ができない企業からの食品を引き取り、福祉団体や食品の支援を必要とする生活困窮世帯に無償で提供する活動。

※3 参加予定団体情報(下記参照)

※4 フードドライブとは

家庭にある食品を学校や職場、グループなどで集める活動。集まった食品はフードバンクや福祉施設などに寄付されます。

※3 参加予定団体情報(2019年10月現在)


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