広報に関する研修会開催のご報告
8月24日に全国フードバンク推進協議会主催で「社会課題解決のための広報における基礎知識」と題して、日本財団にて広報に関する研修会を開催いたしました。
当日は講師として、ひとしずく株式会社(https://www.hitoshizuku.co.jp/)のこくぼひろし様、かねこまみ様をお迎えし、情報を発信していく上での注意点や考え方、また記者へプレス・リリースを送る際の書き方の指針や、たくさんのプレス・リリースが送られてくるの中で選ばれるための方法などについてお話しいただきました。
ひとしずく株式会社 代表取締役 こくぼ ひろし様
まず、こくぼ ひろし様の進行のもと、ワークショップとして参加者に短時間での自団体紹介を行ってもらい、広報を進める上での自団体の特徴や目標を簡潔にまとめる必要性と、相手に自団体についてしっかりと伝えるための注意点などに関してお話いただきました。
ひとしずく株式会社 かねこ まみ 様
その後、かねこ まみ様に広報の基礎となる講義をしていただきました。広報活動を始める上で団体内で話し合うべき事項として、自団体の概要や特徴、また簡潔に自団体の活動を表せる枕詞の選定などに加え、広報担当を決め、広報の窓口を作り上げておく必要性についてもお話しいただきました。また効率よく、効果的にPRするために、時節柄や世間の状況などを事前に整理しておき、適切なタイミングを見極めて情報を出す重要性などをお話いただきました。
質疑応答の時間には、広報の必要性についてもお話しいただき、その中で広報について団体内で会議することは自団体を見つめ直し整理することにつながるため、団体全体の方向性を明確にしやすいともお話いただきました。
SNSなどの活用により多くの情報が手に入りやすくなった一方、その多くの情報に自団体の情報が埋もれてしまうということもある中、有効な広報の手段を見つけておくことは、団体の活動においてとても重要なことだと感じます。
全国フードバンク推進協議会では、今後も支援団体への中間支援を通して、子どもの貧困対策に取り組んで参ります。