日本アイ・ビー・エム株式会社様のプロボノ支援を受け、アンケート調査を実施
全国フードバンク推進協議会では、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)様のプロボノ支援を受け、加盟フードバンク団体を対象に『フードバンク活動における食品の取り扱い等に関するアンケート調査』を実施しました。
アンケート調査にご協力いただいた日本IBM様のプロボノチームの皆様は、過去に、IBMが全世界で実施している社会貢献活動、コーポレート・サービス・コー※に参加し、エクアドル、アルゼンチン、メキシコで現地フードバンクを支援した経験のある社員で構成されています。調査の実施にあたっては、使用するツールや手法の提案、アンケート票の作成、集計等、幅広くサポートしていただきました。
アンケート調査にご協力いただきました、日本IBMプロボノチームの皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
※IBMコーポレート・サービス・コー
【調査の背景と目的】
食品ロスを削減し、困窮世帯等への支援を拡充するためには、フードバンク団体の食品取扱量を増やす必要があります。
食品取扱量を増やすために、食品企業からの食品寄贈を推進することは、食品ロスの削減、貧困問題の解決に向けた取り組みとして、重要な取り組みと言えます。
また、食品取扱量を増やすために、フードバンク団体はしっかりとした食品管理を行い、企業から“食品を委ねても問題ない”という信頼を得る必要があります。そのため、今回の調査はフードバンク団体の食品管理状況や課題を把握し、今後の食品管理能力の向上に活かすことを目的として実施いたしました。
【今後について】
食品ロス削減や貧困問題の解決に向けて、今後さらに食品企業とフードバンク団体の連携を推進していくには、受け入れ先のフードバンク団体の食品管理能力をより一層高めていく必要があります。全国フードバンク推進協議会では、本調査の結果をもとにフードバンク団体側の食品管理状況や課題を把握し、各フードバンク団体の食品管理能力の向上に活かして参ります。