国内のフードバンク団体数が100団体を超えました
全国フードバンク推進協議会では、国内のフードバンク活動の広がりを把握するために、定期的なリサーチを実施しています。
リサーチの結果、2019年9月時点で日本国内のフードバンク団体数が100団体を初めて超えました。
フードバンクはまだ食べられるのに廃棄されてしまう食品ロスの問題、そして国内で深刻化している貧困問題を解決するために、2000年頃から活動を開始しました。
一年間あたりに新設される団体数も増加傾向で、現在では全ての都道府県で最低1つ以上の団体が活動しています。
フードバンク活動の認知度向上に加え、活動に賛同してくださる支援者の増加に伴い、国内フードバンク団体も増加しています。
しかし、ほとんどの団体は活動に必要な食品や事業費の確保、マンパワーの不足などが課題となり、十分な支援活動を行うことが出来ていません。
今後も、全国フードバンク推進協議会では、食品ロス削減や子どもの貧困の解決を目指して、国内フードバンク団体を積極的に支援してまいります。