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【プレスリリース】賀川豊彦賞を受賞しました

貧富の格差、互助精神の希薄化など、社会のひずみの中で、先駆的なプロジェクトを立ち上げ、社会活動を展開している団体もしくは個人を表彰する賀川豊彦賞の受賞者に、全国フードバンク推進協議会の代表である米山けい子が選ばれました。

選考理由としましては「もったいない食品(食品ロス)を福祉に役立てる活動」として、2008年にフードバンク山梨を設立し、恵まれない人々に、手書きの手紙を添えて届けるこまやかな支援活動などを展開したこと。また、多くのボランティアや支援者の輪を広げ、食品会社などさまざまの企業にも参加を呼びかけるとともに、行政や学校とも連携した先駆的な活動を評価していただきました。

また、全国フードバンク推進協議会では全国運動の推進役を果たすとともに、国や自治体などに鋭意政策提言をしたことも評価の対象となりました。

全国フードバンク推進協議会としても賀川豊彦氏が築いた礎を糧として、誠心誠意、フードバンク活動の推進へ努めてまいります。

 

『賀川豊彦賞』について  わが国「協同組合の父」賀川豊彦(1888年~1960年)は、社会の底辺に追いやられていた社会的弱者の救済と人と人とが助け合う平和で人間性豊かな社会の実現するために、セツルメント、保育事業、労働運動、農民運動、協同組合運動、平和運動など、多方面にわたり先駆的な活動を展開しました。  賀川豊彦賞は、賀川豊彦のこの志を現代に継承・発展させるために、松沢生活協同組合の寄贈財産を基に設立されました。

趣旨  私たちの社会は賀川豊彦の時代から大きく変貌を遂げてきましたが、貧富の格差、人間の疎外、互助精神の希薄化など、いま新たにさまざまな形で深刻な問題を構造的に抱えています。社会のひずみの中で、国や地域社会の将来を展望し、先駆的なプロジェクトを立ち上げ、社会活動を展開している団体もしくは個人を顕彰します。 (「公益財団法人 賀川事業団 雲柱社」ホームページより)

 

全国フードバンク推進協議会概要

団 体 名:全国フードバンク推進協議会

代 表 者:米山けい子

設 立 年:2015年11月13日

所 在 地:東京小金井市梶野町1-2-36 東小金井事業創造センターKO-TO内

事業内容:政策提言活動、広報活動、フードバンク団体へのノウハウ支援、

     食品寄贈の仲介

加盟団体:2017年11月現在24のフードバンク団体が加盟

フードバンク活動とは

一般家庭からの余剰食品や、まだ安全に食べられるのに包装の印字ミスや、外箱の変形などで通常の販売ができない食品を企業から引き取り、福祉団体や食品の支援を必要とする生活困窮世帯に無償で提供する活動。

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