バーコードを利用した在庫管理システムの加盟団体への導入支援を開始しました
全国フードバンク推進協議会では、フードバンク調布と電気通信大学大河原一憲研究室が共同で開発した在庫管理システムの加盟団体への導入支援を開始しました。
フードバンク活動では、寄付していただいた食品の正確な在庫管理が求められます。
また、寄贈を受ける条件として寄贈元へのトレーサビリティの報告が必要になる場合もあります。
しかし、組織基盤の整っていない新設団体などでは、在庫管理システムやトレーサビリティシステムの運用が課題となり、企業から寄贈を受けられないというケースもあります。
これらの課題を解決に向け、弊会加盟団体のフードバンク調布様と電気通信大学様が共同で開発したバーコードを使用した在庫管理システムを、弊会及び加盟団体向けにご提供いただけることとなりました。
本システムでは、寄贈製品ごとに発行したバーコードを読み取るだけで出庫データに反映されるため、在庫管理やトレーサビリティの記録に関する作業の効率化、正確性が向上します。
現在弊会では、加盟団体のフードバンク調布より本システムの運用に関するノウハウを取得し、加盟団体へ向けたオンラインによる説明会等を通して導入を進めています。
フードバンク調布からの運用説明の様子