フードバンク茨城様にインタビューしました
NPO法人フードバンク茨城様は、現在、弊会が加盟フードバンク団体と連携して行っている「フードバンクこども応援プロジェクト」の参加団体です。今回は弊会インターン生の森田と事務局の濵田が、小池様にオンライン上でお話を伺いました。
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フードバンク茨城様の活動の様子
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フードバンク茨城様から支援している方々への食料品
■インタビュー内容
フードバンク茨城様では、今回の夏のプロジェクト期間中は具体的にはどのような活動を行いましたか?(森田)
(小池様)
フードバンクこども応援プロジェクトは7月2日から動き始めましたが、普段の活動内容により力を入れて行いました。
プロジェクトの前段階として、年間を通してストックしている玄米の精米を協力してくださる農業団体に出荷する準備を行いました。また、子どもたちに提供する食品やお菓子のストックも年間通して行いました。
これらの準備を行い、プロジェクト期間にはより多くの支援を行うことができました。
食品の生活困窮者に提供している自治体や社会福祉協議会等と協力して自立支援に活用している「食のセーフティネット」であるきずなBOXについて教えて下さい。(森田)
(小池様)
「きずなBOX」は、市民の方々から食品の寄付を受けるためのボックスです。
現在、茨城県内のほとんどの市町村には「きずなBOX」が配置されており、市民の方々からの寄贈食品をボックスへ入れていただいております。
私たちは定期的にきずなBOXを回収し、支援に活用しています。
しかし、フードバンク茨城は水戸支部と牛久支部があり、その周辺にボランティアが集中したり、運営がかたよってしまうため、遠方の地域については回収範囲が限られています。
そのため、遠方の地域での寄贈食品は、近くの社会福祉協議会等で活用していただき、報告を受ける形を取っています。
市民の方々からの協力があってこそ、このシステムは成り立っていると思っています。
フードバンク活動を行うにあたって軸や大切にしていることを教えて下さい。(森田)
(小池様)
私たちは、安全な食品を賞味期限内に必要な人々に届けることを大切にしています。
この取り組みにより、支援を受けられた方々に喜びや安心を感じてもらうことが私たちの目標です。
また、支援を受けた方々からの笑顔や喜びの声は、私たちにとって大きなやりがいになります。
最後に、企業の方々からの非常食などの寄贈も私たちの活動に欠かせない要素です。
これによって、私たちの活動は支えられており、より多くの方々に支援を提供できています。
お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。(森田)
■インタビューを終えての感想
今回のインタビューを担当させていただいたインターン生の森田です。
フードバンク茨城様は、地域社会に対して深い思いやりと責任感を持って取り組んでいる団体様だと感じました。
プロジェクト期間中には、普段の活動に加えて様々な準備もしており、計画的な支援が行われていると感じました。
私自身、地元が茨城県であり、「きずなBOX」の存在についても知っていました。しかし、地元の公民館にも設置されていることを今回のインタビューを通して知り、市民が気軽に寄付できる仕組みが整っていると思いました。
私も思いやりの心を忘れずに、活動していきたいと思います。
■NPO法人フードバンク茨城様の取り組み
フードバンク茨城様は、食品ロス問題と貧困問題を背景に活動しており、これらの社会課題に対する取り組みはSDGsの掲げる複数の目標と直結しています。
また、市民が気軽に食品を寄付できるよう、茨城県内には「きずなBOX」がほとんどの市町村に設置されています。
きずなBOXは、食品を必要としている人や施設等に提供するための常設型の食品受取箱です。
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