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ケアリーバー支援を学ぶために、3団体様を訪問しました

フードバンク団体と社会的養護に取り組む施設等との連携による、ケアリーバー支援を学ぶために、認定NPO法人フードバンク山梨様、認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋様、認定NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン様にお伺いしました。



ケアリーバーとは、児童養護施設や里親などの社会的養護の支援制度から離れた子どもや若者のことをいいます。

ケアリーバーは親に頼ることができないことが多く、制度を離れた後に一人で自立するのは、就労面や日常生活も含め、様々な困難に直面することがあります。 ​孤独・孤立の観点からも状況は深刻で、施設等を退所後に音信不通になってしまうケアリーバーも多いため、繋がりを維持することがまず重要になります。


そのため、ケアリーバーへ食料支援することで、生活基盤の維持だけでなく、食料支援を通じて自宅を訪問するきっかけを作ったり等、支援者とのコミュニケーションの機会にもなります。

今年度は、現在国内で行われているフードバンク団体によるケアリーバー支援の先行事例を学び、整理し、今後国内のフードバンク団体に展開していくための、モデル調査事業として内閣官房からの委託を受けて、株式会社日立製作所と連携して事業に取り組んでいます。

ケアリーバーは、とても深刻な状況の一方で、十分に社会課題として認知されていないという現状があります。

今年は、そうした社会課題に光を当て、国内のフードバンク全体に面として今後展開していくための、準備期間としてしっかりと取り組んで行きます!

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