活動報告
休眠活用預金事業の実行団体様 3団体を訪問しました
全国フードバンク推進協議会では、2024年度休眠預金活用事業において、資金分配団体として「中核フードバンク団体育成事業」を実施しております。
このたび、助成先の実行団体のうち以下の3団体を訪問しました。
午前中には、新潟県庁で行われた「あしながサンタX'masプロジェクト2025」の記者会見に同席させていただきました。
本プロジェクトは、北陸四県(福井・石川・富山・新潟)において、経済的な理由からこどもへのクリスマスケーキやプレゼントを用意することが難しい世帯に対して、クリスマスケーキをお届けする取り組みです。
記者会見では、新潟県フードバンク推進協議会理事長の山下様より、北陸地域における困難を抱えるこどもの現状についての報告のほか、支援への思いが語られました。

記者会見の様子
あしながサンタプロジェクトの詳細はこちら
URL:https://readyfor.jp/projects/ashinaga-santa2025
その後、新潟県フードバンク推進協議会様の事務所と倉庫を訪問しました。
食品倉庫は、フォークリフトやお米の低温保管室など食品受け入れに必要な設備が整っていいました。また、事務所近くの別倉庫では、冷蔵庫や冷凍庫のほか、生活用品や学用品も揃えられており、利用者の生活全般を支える体制が充実していました。

食品倉庫等の様子
特定非営利活動法人新潟県フードバンク推進協議会様の詳細はこちら
URL:https://niigata-fblc.org/
セカンドハーベスト京都様には、日頃のフードバンク活動や京都府内で活動する各団体の現状についてお話を伺うとともに、本事業の今後の方向性についても整理することができました。
また、倉庫は広く整理が行き届いており、食品の受け入れから仕分け、支援先への分配までの効率的な運営体制が整っていました。

セカンドハーベスト京都様の倉庫の様子
認定NPO法人セカンドハーベスト京都様の詳細はこちら
URL:https://www.2hkyoto.org/
初日には、フードバンクイコロさっぽろ様が主催の、フードバンクの災害支援をテーマとしたシンポジウムに参加しました。
シンポジウムには、北海道内だけでなく、オンラインで関西・北陸の団体様も参加され、実際の避難所の状況に関する事例の共有や、災害時におけるフードバンクやNPOの役割、平時からの関係構築の重要性について意見交換が行われました。

シンポジウムの様子
2日目はフードバンクイコロさっぽろ様の事務所兼倉庫にお伺いしました。
視察中に、地元農家様よりさつまいものご寄贈があり、食品の寄贈を受け入れる様子を実際に拝見することができました。
また、フードバンクイコロさっぽろ様が活動上で抱える課題や、北海道におけるフードバンク団体のネットワークの今後の展望についてもお話をお伺いしました。

視察の様子
特定非営利活動法人フードバンクイコロさっぽろ様の詳細はこちら
URL:https://foodbank-ikorsapporo.themedia.jp/
北海道フードバンクネットワーク様の詳細はこちら
URL:https://hokkaidofoodbanknetwork.localinfo.jp/
今回の訪問を通じて、実行団体の皆さまの中核フードバンクとしての活動や、直面している課題についてお話をお伺いすることができ、大変有意義な機会となりました。
ご協力いただいた新潟県フードバンク推進協議会様、セカンドハーベスト京都様、フードバンクイコロさっぽろ様をはじめ、関係者の皆さまに御礼申し上げます。
今後も、加盟団体・実行団体の皆さまとともに、食の支援を必要とされている方々への支援拡充に向けて尽力してまいります。
donation
明日の食事から
希望を届ける活動を
応援してください
支援を必要としている人々に食料支援を届けるには、皆さまのご寄付が必要です。
ぜひともご協力をお願いいたします。



























