About foodbank
フードバンクとは、まだ安全に食べられるにもかかわらず、さまざまな理由で一般の流通で販売できなくなった食品を寄付していただき、支援を必要とする施設・団体・世帯に無償で提供する活動です。食品ロスを削減するとともに、生活に困窮する世帯へ食料を届けるための「食の社会インフラ」であると言えます。
フードバンクの活動内容を明確にし、理解を深めていただくため、定義として6つの項目を定めています。
フードバンクの定義1貧困問題
日本の子どもの
9人に1人が貧困
日本は、OECD諸国の平均と比べて「相対貧困率」が高くなっています。中でも子どもの貧困率は11.5%にのぼり、約9人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。
食事を十分に摂れない、食費を確保するために学業に支障をきたす、部活動やさまざまな体験の機会を得られないなど、貧困によって厳しい状況に直面する子どもたちが日本にも多くいます。
食事は1日に1回
暑くても、
エアコンは我慢
学費を払えないので
進学は諦める
お金がかかるので
友達と遊ぶのは我慢
ユニフォームが買えないので
部活は諦める
夏休みなのにお金がなくて
どこにも行けなかった
Action
フードバンクで食事と
暮らしを支える
日本は、OECD諸国の平均と比べて「相対貧困率」が高くなっています。中でも子どもの貧困率は11.5%にのぼり、約9人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。
食事を十分に摂れない、食費を確保するために学業に支障をきたす、部活動やさまざまな体験の機会を得られないなど、貧困によって厳しい状況に直面する子どもたちが日本にも多くいます。
2食品ロス問題
年間1000万人分以上の
食品ロスが発生
日本では、年間約2,232万トンもの食品廃棄物が排出されています。この中には、まだ十分に食べられるにも関わらず捨てられてしまう「食品ロス」が多く含まれています。
その量は、食品関連企業から約236万トン、一般家庭から約236万トン、あわせて年間約472万トンにも上ります。
この数字は、年間で約1052万人分の1年分の食料に相当すると言われており、深刻な課題となっています。
Action
フードバンクで食品ロスを活かす
フードバンクは、印字ミスやパッケージのリニューアルなどを理由にまだ安全に食べられるにも関わらず、流通に出せない食品を企業から集め、食料支援として活用しています。
こうした取り組みによって、食品が有効に活用され、食品ロスの削減に大きく貢献しています。
世界では、制度として整備された税制優遇措置や寄付文化に基づく企業からの大量の食品寄贈など、フードバンク活動が社会インフラとして定着しつつあります。
たとえば全米最大のフードバンクネットワークであるFeeding Americaでは、年間60億食分を提供するなど、貧困の改善において確かな成果を上げています。
日本の貧困や食品ロス問題の改善に大きく貢献する可能性のあるフードバンク活動。日本では、まだまだ仕組みが整っていません。私たちはフードバンク団体・企業・行政などをつなぎ、日本でのフードバンク活動を推進しています。
donation
明日の食事から
希望を届ける活動を
応援してください
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ぜひともご協力をお願いいたします。