活動報告

GFN APAC Foodbank Conference 2025 に参加いたしました

弊会が所属している the Global Foodbanking Networks(以下GFN)が、10月21日から23日にかけてマレーシアのクアラルンプールにて、GFN APAC Foodbank Conference 2025 を開催し弊会も参加いたしました。

本カンファレンスでは、GFNに加盟しているアジア太平洋地域のフードバンク団体が集まり、国際的なフードバンク活動の課題などについて事例の共有や意見交換が行われました

国際的なフードバンク活動の課題と先進的事例の共有

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今回のカンファレンスでは、フードバンク活動に関する近年の動静や先進的な事例についての講演を受け、その後、参加した各国のフードバンク団体の間で活発な意見交換の場が設けられました。

議論を通じて、フードバンク活動が抱える課題が、国や地域によって非常に多様であることが浮き彫りになりました。

例えば、食品が安全に食べられる期限の決め方が国によって異なり、それが食品ロスの削減に影響を及ぼしていることや、食品を寄附する企業や団体を保護する法制度(寄贈者免責法: Good Samaritan Law)が整っていない国もあり、これが食品提供の障壁になっていることなどです。

こうしたその国ならではの事情を直接お伺いできたことは、今後の日本のフードバンク活動を考える上でも大変貴重な示唆となりました。

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マレーシア国内のフードバンク団体の現地視察

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訪問先のケチャラスープキッチンの活動紹介の様子

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市場で売れ残った食品を袋詰めしている様子

現地視察では、支援活動の現場にも訪問しました。

地元の市場(マーケット)で売れ残った食品の仕分けや、袋詰め作業に参加いたしました。

本会議のまとめ

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今回のカンファレンスで、改めて日本のフードバンク活動の可能性と、拡大していくことの重要性を強く認識いたしました。

今回のカンファレンスで得られた知識やネットワークを最大限に活かし、フードバンク活動を取り巻く世界の情勢に注視しつつ、日本の食品ロス削減と、必要な人々への食料支援の拡大に向けて、一層邁進してまいります。

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