全国フードバンク推進協議会では、2024年度休眠預金事業において、資金分配団体として「中核フードバンク団体育成事業」および「生活困窮世帯に対する緊急食料支援・冷凍食品取扱拡大事業」を実施しております。

このたび、助成先の実行団体の１つである特定非営利活動法人フードバンク福岡様を訪問し、活動現場の状況をお伺いしました。

視察の様子

フードバンク福岡様は、まだ食べられる食品を企業・農家・個人から受け入れ、福祉施設や支援を必要とする方々へ届けることで、食品ロスの削減と生活困窮者の支援に取り組んでいます。食を通じて人と人がつながり、誰もが尊厳をもって暮らせる社会の実現を目指し、福岡県内の広い地域で保管施設や配布拠点を設け、継続的な食品提供を行っています。

倉庫視察の様子

今回訪問した福岡本部は、2025年8月に移転し、交通の便が良い大通りに面し、広い駐車場を備えた拠点です。

プレハブ冷蔵庫および冷凍庫を新たに整備・拡充したことで、乳製品や農産品、冷凍食品など、取り扱い食品の品目拡大が進んでいます。

特定非営利活動法人フードバンク福岡様の詳細はこちら

URL：https://fbfukuoka.net/

今回の視察では、広い事務所や倉庫を見学させていただき、寄贈製品がきれいに棚に分けられている様子や、作業ごとに担当が分けられ効率化されている体制に感銘を受けました。また、今後の展望についてもお聞かせいただき、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

ご多忙の中ご対応くださったフードバンク福岡の皆様に心より感謝申し上げます。
今後も関係団体と力を合わせ、より多くの方々に食の支援が届く体制づくりに取り組んでまいります。