活動報告
順正デリシャスフードキッズクラブ (学校法人 順正学園)様にインタビューさせていただきました
順正デリシャスフードキッズクラブ (学校法人 順正学園)様は、弊会が加盟フードバンク団体と連携して実施している「フードバンクこども応援全国プロジェクト」の参加団体です。今回は、弊会インターン生の伊藤と事務局の大和田が、順正デリシャスフードキッズクラブ (学校法人 順正学園)ボランティアコーディネーターの長櫓さんにオンライン上でお話を伺いました。
長櫓さん:
2015年12月に、学校法人 順正学園が運営する吉備国際大学(岡山県)で活動を開始しました。設立の目的は、食の支援を必要とする方々、特に子どもたちへの支援です。当時「子どもの貧困」が社会課題として顕在化していたこともあり、支援の中でも、子どもへの支援を目的として活動を始めました。
また、大学内にボランティアセンターが設置され、地域貢献活動の基盤が整っていたことも、食料支援を継続的に展開するうえで大きな土台となっています。
長櫓さん:
普段の活動は、基本的に月に1回個別配送型で、食品を各家庭に直接お届けしています。
対象は、岡山県と宮崎県の7市2町にお住まいで、申請のあった15歳以下のお子さんを育てているご家庭に対して、食の支援を行っています。
配送は毎月、第三木曜日を基準に準備を行い、その後の土日にかけて各家庭に届くようにしています。段ボールへの詰め込み作業や準備は、学生ボランティアの協力を得ながら、月の第1週から第3週にかけて進めています。各家庭ごとに「何が必要か」を細かく確認しながら箱詰め作業を行っており、12月は120世帯に食品を届けています。
長櫓さん:
私たちが大切にしていることは、支援を一つ一つ丁寧に行っていることです。個別の世帯に食品をお届けしているため、細かな点まで気を配りながら、箱詰め作業をしています。
毎回、学生が作成する団体からのお知らせや情報をまとめた広報通信、「ミニDFK通信」を配送する食品と一緒に同封しています。そこには配送する食品を使った簡単なレシピなども載せています。直接お渡しできないからこそ、こうした間接的な形でもつながりを感じてもらえるよう、細やかな工夫を重ねています。
活動の理念としては特にお子さんに寄り添った支援を心がけています。例えば、乳幼児がいるご家庭には、希望があれば必ずミルクやベビーフードを入れ、月齢に合わせて内容を変えています。
また、事前にアンケートを取り、食べられるもの・食べられないものを把握したうえで、内容を調整しています。こうした一つ一つの配慮を重ねながら、できる限り丁寧な支援を行っています。
長櫓さん:
アンケートでニーズの調査を行っており、できる限り希望に沿う形で対応しています。ただし、どうしても希望に添えない場合もあります。例えば、甘口のレトルトカレーでないと食べられないというケースで、中辛しか用意できない場合には、中辛を甘口にアレンジするレシピを同封するなど、工夫をしながらお届けしています。
長櫓さん:
フードバンクこども応援全国プロジェクトには、第1回目から継続的に参加させていただいています。今回のプロジェクトでは、通常の活動に加えて、プロジェクト実施報告のチラシを同封したり、普段よりも配送する食品の量を増やしたりといった対応を行っています。
今回は特に12月ということもあり、クリスマスに合わせてお菓子の詰め合わせ袋を同封しています。また、学生ボランティアが毎年クリスマスカードを作成しており、以前はカードに加えて、手作りのゲームや工作なども一緒に袋に入れ「お菓子袋のプレゼント」という形で食品と一緒に届けてきました。こうした季節感や楽しみを感じてもらえる工夫を大切にしながら、プロジェクトに取り組んでいます。
長櫓さん:
大学として食料支援を行っている点は、全国的にも珍しい特徴だと考えています。
多くの大学では、学生がボランティアセンターを通じて外部団体を探し、個別に参加する形が一般的ですが、本学では大学内に食料支援活動があり、学生が関わるための「入り口」や「下地」がすでに整っています。
そのため、学生自身が活動先を探したり、新たに団体を立ち上げたりする必要が少なく、自然な形でボランティアに参加できる環境があります。
この受け入れ体制は約10年かけて整備されてきました。ボランティアセンター自体は設立から約25年の歴史があり、2015年に子どもを対象とした食料支援を「子ども支援」として明確に位置づけ、柱となる取組としてスタートしました。
ボランティアセンターに大学独自の食料支援活動が加わったことで、学生にとって継続的かつ実践的に関われるボランティア活動の場が生まれています。

インタビュ-時の様子(インターン生 伊藤と事務局スタッフ 大和田)
今回、順正デリシャスフードキッズクラブ(学校法人 順正学園)様にインタビューをさせていただき、食の支援を必要とする方々の声に丁寧に耳を傾け、困っている方に本当に必要なものを届けることを軸に活動されている点が印象に残りました。
また、一つ一つの支援を丁寧に行うことを大切にされ、ミニDFK通信やメッセージカードの作成など、食品を受け取る方々の気持ちに寄り添った取り組みが続けられていることも印象的でした。こうした取り組みからは、支援を受ける方々との関係性を大切にされている姿勢が感じられます。
本インタビューを通じて、食の支援活動が、人と人とのつながりを支える営みでもあることを改めて考える機会となりました。
お忙しい中、貴重なお話をいただきました長櫓さんに、心より感謝いたします。
順正デリシャスフードキッズクラブ (学校法人 順正学園)様は、生活に不安を抱える子どもやご家庭へ食料支援を行う団体です。地域や学園との連携を通じて、継続的な支援体制と子どもを支える環境づくりに取り組んでいます。
順正デリシャスフードキッズクラブ (学校法人 順正学園)様の活動の詳細はこちら
http://volcen.kiui.ac.jp/jei-dfk/
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